肌タイプ別にきびスキンケア

肌質いろいろ・にきびもいろいろ

にきびと一概に言っても、肌質は人それぞれ。
ケアもやはり肌質によって違う事もあります。

たとえば洗顔方法。
にきび肌の人は清潔にと洗顔に勤しむ方も多いと思いますが、その洗顔方法はあっているのでしょうか。

場合によっては、今あるにきびは自分の行為が悪化させてしまった物だったのかもしれません。

もちろん、にきびはストレス・食生活・ホルモンバランスなどの影響を受けていますので、スキンケアだけではどうにもならない事も沢山あります。
にきびを根本的に治すにはそれらを改善する方が近道だったりします。

しかし間違ったスキンケアは悪化の元。

肌質は大きく分けると脂性肌・乾燥肌・普通肌・混合肌になります。
乾燥肌や脂性肌、ご自分はどちらかと漠然とは分かっている、もしくは、化粧品売り場のカウンターなどで調べてもらった方などもいるのではないでしょうか。
でもその思い込んでいる肌質は合っているのでしょうか?

肌の状態は毎日変わっています。
食生活や睡眠不足、環境の変化や心の状態、いつも同じではありませんよね。

思い込んでいる自分の肌質や、以前美容部員さんに言われた肌質は、あてにならないかもしれません。

肌の状態に合っていないスキンケアをしていては、にきびも増えてしまう事も。

毎日微妙に変化する肌質を、自分でしっかり見極めましょう。

肌質チェック

まずは自分で現在の肌質をチェックしてみましょう。

まず、いつもどおりに洗顔をし、化粧水などの基礎化粧を一切つけずに10分放置してみましょう。

=====【肌がつっぱった】===================

■ 部分的(Tゾーン等)だけテカる方・・・・■混合肌■
・Tゾーンは油っぽいのにUゾーンは乾燥する等乾燥とオイリーと混在

■ 皮脂によるテカりは殆ど感じない方・・・・■乾燥肌■
・水分・皮脂共に分泌が不足しています。
==========================================

====【肌はつっぱらなかった】==============

■全体的にテカりが出来てきた方・・・・■脂性肌■
・皮脂分泌量が多く、全体的に脂っぽいタイプ

■それほどテカらない方・・・・■普通肌■
・皮脂が少なめで水分量が多い理想的なタイプ

==========================================
これで自分の基本的な現在の肌質が分かったと思います。
ただし、食生活やライフスタイルの変化で肌質は日々変化しますので、毎朝鏡を覗いてその日の肌の状態を確認しましょう。

脂性肌とにきび

脂性肌はあぶら肌とも言われます。
文字通り皮脂の分泌が活発で、常に脂っぽくテカりがちな状態です。
一般には10代?20代に多く、特にTゾーンは皮脂が多く分泌します。
また化粧崩れもしやすく、常に皮脂で毛穴が開いてしまう為、毛穴に汚れがたまりやすいのです。
鼻の頭にポツポツと黒ずみが出たり、毛穴が目立つようにもなります。

脂には汚れが付きやすいものですので、最もにきびが出来やすい肌ともいえるでしょう。
黒にきびになりやすい肌でもあります。

また浮いたあぶらを取ろうと必要以上に洗顔したり、刺激をついつい与えてしまっている人が多いのもこのタイプです

乾燥肌とにきび

乾燥肌は水分も皮脂も少ないのでカサつきやすく、シミ小じわが出来やすい肌です。
皮脂が少ないからにきびには無縁?
いいえ、乾燥肌は意外ににきびになりやすいのです。

乾燥肌はいわばひび割れをおこしている、または起こしそうな肌です。
砂漠のひび割れた大地を思い出して下さいね。
ひび割れた部分はとても刺激に弱くなっています。
また、ひび割れて持ち上がった角質が毛穴がふさぐ事もあります。

水分も皮脂もないと肌のターンオーバーが弱くなり、角質が溜まりがちになります。
角質が溜まった肌はにきびの大きな原因になります。
肌の抵抗力も弱いので、一度にきびが出来るとなかなか治りずらく、悪化させてしまう事もあるのではないでしょうか。

混合肌とにきび

混合肌はTゾーン(鼻や額)は脂っぽいのに、Uゾーン(頬やあご、口周り)は乾燥するという、いわば我がままな肌です。
また肌の薄い目の周りは乾燥するという人も多いでしょう。

このタイプの人はどちらかの症状を気にするあまり、スキンケア商品をオイリー肌用にしたり乾燥肌用にしたり、どちらかに偏って反対の肌質部分が悪化する事が考えられます。

タイプの違うにきびが混在してしまっているかもしれません。
面倒だとは思いますが、両方の肌質を考えてスキンケアを考えなくてはいけません

普通肌とにきび

普通肌の人は水分と皮脂のバランスがとれています。
一般には肌のキメが細かい人が多いのではないでしょうか。
にきびに悩ませられる事も少ない肌です。

水分と皮脂がバランスよく出ているという事は、自分自身の水分と皮脂で天然のクリームを絶えず塗っている状態という事になります。
いつも天然クリームのバリアがあると、毛穴も閉じ汚れや刺激にも強い抵抗力のある肌になります。

出来るだけ自分にあったスキンケアをして、この肌に近づいていきたい物です。
それでもにきびが出来ている方はスキンケアはそのままに、他の要因(ストレス・寝不足・胃腸など)のケアを重視した方がいいかもしれません。

また、季節や体調によって肌の状態は変わりますので、もし状態が良くても、普段からチェックを怠らないようにしてくださいね

にきびケアのまずは洗顔

スキンケアで一番最初の重要項目はクレンジングと洗顔です。
にきびのケアもまずお肌をキレイにする事から始まります。

どんなに優れた化粧水・美容液・クリームを塗ったとしても、クレンジングや洗顔がちゃんとされていない肌には効果がありません。
まるでザルに水を注いでいるような物なのです。

同じ化粧水を使ったとしても、洗顔の違いで効果の差は歴然です。

さらに間違ったクレンジングや洗顔は「知らず知らずのうちに肌を痛めてつけていた」なんてことも。

毎日のお肌の状態に応じた洗顔をするだけで、お肌の調子はカナリ変わって来ます。

ポイントは『皮脂の分泌量』『お肌の潤い具合』の2点です。

毎日変化するお肌の調子を部分ごとに(UゾーンやTゾーン)洗顔前に自分自身で観察して、お肌と相談しながら洗顔しましょう。

乾燥肌の人の洗顔は?

乾燥肌の人はお肌が本来持っていなければならない「保湿成分」や「油分」が足りません。
しかしこれらは洗顔料を使わずにぬるま湯で洗っただけでも流されてしまう程失われやすいものです。
乾燥肌の人の洗顔は特に注意が必要です。

朝の洗顔は寝ている間に分泌された油分や、顔に付着したホコリなどの汚れを落とす事が目的です。
朝起きた時から乾燥がちな人なら特に、朝の洗顔は洗顔料を使わずぬるま湯だけにしましょう。
そして、極力短時間で済ませること。
肌の保湿成分はたとえぬるま湯でも流れ出しますので、ダラダラ洗わないで下さい。

夜の洗顔は一日の汚れやクレンジング料のすすぎ残しを落とす為にも洗顔料が必要です。
ポイントとしては、皮膚が薄く乾燥しやすい目元や口元は最後に優しく洗いましょう。
洗顔料は沢山泡立てて優しく泡を転がすように。
間違ってもゴシゴシしないで下さい。
洗顔後はしっかり保湿をしましょう。
洗顔料は出来るだけ無添加で低刺激のものを選んで下さい。

脂性肌の洗顔

寝る前にしっかり洗顔をして寝たのに、翌朝起きてみると全体的に皮脂が浮いている。
そんな日の肌の調子はオイリーだと判断しましょう。
過剰な皮脂は空気中の汚れも吸着しやすいので、ニキビも出来やすくなります。
毛穴の黒ずみも起こりやすくなりますので、小鼻がプツプツと黒ずむ「いちご鼻」に悩まされる人も多いのではないでしょうか。

そんなオイリーな朝は洗顔料を使用してしっかり洗顔しましょう。
一度洗ってもTゾーンなどの油分が気になる場合には、その部分だけもう一度洗ってもよいです。

夜の洗顔では蒸しタオルやお風呂で毛穴を開かせてから洗うと、皮脂も汚れも落ちやすくなります。
洗顔料はよく泡立てて密度の濃い泡を作って下さい。
まずは油分の分泌の多い部分から洗い始め、よくすすいだ後には冷水で仕上げると毛穴がキュっと引き締まります。

また、長時間の洗顔になりますので、肌の保湿成分はかなり逃げてしまいます。
肌の水分量が少ないと、肌を守ろうと余計に油分が分泌されますので、しっかり保湿をしてください。

脂性肌に多い鼻の黒ずみには

もちろん他のタイプの肌の方にでも起こるのですが、脂性肌の方には特に多くなりがちな小鼻の黒ずみ。
人によっては小鼻だけではなく、頬のあたりまで気になる方もいるのではないでしょうか。
毛穴汚れを落とすには、はがすタイプのパックでごっそり取るというやり方もあります。
しかし、ニキビで敏感になっているお肌には刺激が強くお勧めできません。
健康なお肌の部分も傷つけてしまう可能性もあります。

もっとより優しく毛穴汚れを落とすには入浴時のケアをお勧めします。
体が温まって毛穴が開いた状態で汚れを落としましょう。
次に詳しいやり方をまとめてみますね。

小鼻や頬の黒ずみケア

それでは具体的なケアの仕方です。
まず入浴して良く温まり毛穴の開いた状態で行います。
さらに熱いお湯で絞った蒸しタオルを作り、鼻にあてて充分に毛穴を開きます。
次に良質のクレンジングオイルや美容オイルをつけて小鼻をマッサージ。

クレンジングオイルの場合は洗い流し、美容オイルの時はつけたまま、体を洗ったり、湯船に使ったりして時間をおきます。
最後に洗顔料を使って充分に洗い流します。

お風呂から上がったら、化粧水をつけたコットンの厚みを2枚に裂いて、両手で小鼻を両側から挟んで毛包につまった皮脂をやさしく押し出します。

これはキッチンの換気扇を掃除する時に、油をつけると汚れの油が溶けてキレイになるとの同じです。

ただし、あくまでにきびが炎症を起こしていたり、膿をもったりしていない時にして下さいね

黒ずみケアをした後は

入浴時に毛穴ケアをした後に必ずやって貰いたいのが、毛穴を引き締める作業です。
毛穴から皮脂を押し出した後は、必ず最後に冷水で何度か顔をすすいで、毛穴をキュッと引き締めて下さい。
タオルで拭く時はゴシゴシせず、そっと顔の水分を吸い取るように。
その後は収れんやトーニングといった、引き締め効果のある化粧水を使うと効果的です。
寒さを感じた時には鳥肌がたちますが、それは汗腺をきゅっと閉じて熱を逃がさないようにしているのです。
冷水でのすすぎや化粧水でのパッティングは、同じように毛穴をきゅっと閉じさせる効果があります。
ただし、毛穴の汚れを落としていない状態で毛穴を閉じさせるのは考え物。
逆に汚れの出口がなくなってニキビの原因になりかねません。

混合肌の洗顔

乾燥している部分とオイリーな部分の両方をもつ混合肌。
混合肌の人は、乾燥肌と脂性肌両方の方法を取り入れる必要場あります。
朝起きたら鏡を見て、どの部分に皮脂が浮いているか、どの部分が乾燥しているか、しっかり確認しましょう。

洗顔の方法としては、基本的には洗顔料を使用した洗顔になります。
Tゾーンなどの皮脂が浮いている部分から洗って行きます。
目元や口元、頬など乾燥していると思われる部分は、泡をなじませて軽く汚れを落とすだけにすると良いでしょう。
かなり乾燥している場合は洗顔料を使わずにぬるま湯で流すだけでも良いと思われます。
ある意味面倒な肌ですが、しっかり状態を見て対応しましょう。
「余分な皮脂は落とす、必要な皮脂や保湿成分は逃がさない」という事が大事です。

表面オイリー中ドライ肌

簡単なチェック方法でご自分の肌をオイリーか乾燥肌か判断しましたね。
しかし表面上は完全に脂性肌なのに、内側は実はかなり乾燥肌の方がいます。
自分がオイリーだと思っている方も実は乾燥しているというのは、かなり多いのです。

日本の夏は高温多湿、お肌は油っぽくベタ付きます。
過剰な皮脂の分泌は毛穴を開かせ、古い角質やゴミ・ほこりが詰まります。
しかし室内に入れば空調でカラカラ、汚い状態で毛穴も閉じます。
これでは肌トラブルになりますよね。

そして冬になれば外も乾燥、室内も乾燥。
ただ自分で油分を出せる力がある肌は、乾燥した時にそれ以上肌の水分を逃がさない為に一生懸命油分を出します。
もちろん、その油分で汚れを吸着しやすくなって、肌トラブルに繋がります。

困った事に、鏡を見て先に気が付くのは水分不足よりテカテカ光る皮脂。
つい皮脂ケアにのみ力を注ぎがちですが、水分ケア必ず考えてあげて下さい。

洗い過ぎは逆効果!!!

にきびの原因は毛穴の汚れや余分な皮脂。
にきびを気にするようになった時初めに聞く言葉なのではないでしょうか。
それに私もクレンジングや洗顔が大事と最初に言いました。
もちろん、余分な皮脂をそのままにしていれば、汚れも吸着しやすくなりますし、汚れたままの肌ではトラブルがおきやすくなります。
しかし、それで暇さえあれば洗顔してはいませんか?
一日に5回も6回も・・・いやそれ以上洗顔をしていたら、いったいどうなるのでしょう?

洗顔をするという事は汚れや皮脂と一緒に、肌に元々ある保湿成分(セラミドや天然保湿因子)まで洗い流している行為です。
結果、お肌の水分量を低下させ、乾燥を招いてしまいます。
乾燥が何故いけないのかは、次に書かせていただきますが、洗顔は朝晩2回、多くても1日3回で充分です。

乾燥は何故にきびにいけないの?

お肌が乾燥すると、水分をこれ以上蒸発させないように油分が分泌されるのは言いましたが、他にも起こる現象があります。
皮膚は乾燥から守る為には、角質を厚くして水分の蒸発を防ごうとする力があるのです。
角質は、もともと肌を乾燥から守る役目をもっています。
肌が乾燥すれば、どんどん厚くなって必死に防御しようとします。
秋冬の乾燥する時期、足のかかとなどの皮が厚く硬くなってしまうのもこの為です。
コレと同じ現象が顔の肌でも起きているとしたら・・・

水分が適度にある肌は、毎日角質が少しずつはがれ落ち、ターンオーバーと呼ばれる生まれ変わりをしています。
これがうまくいかず、角質が厚くなっていくと、毛穴の出口はふさがれ毛穴がつまり、にきびなどの肌トラブルが生まれます。
角質を落とす石鹸などもありますので上手に使ってみてください

どの肌も保湿だけは絶対!

化粧水は毛穴をきゅっと閉じさせるだけでなく、角質を柔らかくする効果も期待できます。
角質が硬くなると毛穴にフタをされた状態になり、分泌物がせき止められますので、ニキビになりやすくなります。

繰り返しになりますが、肌を乾燥させると「角質が厚くなる」「乾燥を防ぐための皮脂分泌の増加」が起こります。

これらは毛穴を詰まらせる最大の原因です。
肌の水分量を増やすことで、角質を柔らかく、ターンオーバーも正常に保ってあげましょう。

すっきり洗顔した後はしっかりと保湿をする。
どのタイプの肌だとしてもそれだけは共通です。
油分を与えるより、まず保湿成分重視でしっかり水分を与えてあげましょう。

それでも乾燥する生粋の乾燥肌の方が油分も補うという形で考えて下さい。
良質の化粧水でまずはたっぷり潤して下さいね。

肌質別スキンケアまとめ

必ず毎朝鏡を見て、その日の肌・部分部分の肌の調子をチェックしましょう。
毎日、そして部位により日々肌は変わっています。

【脂性肌】
朝晩洗顔料で洗顔(洗顔は一日3回まで)ぬるま湯ですすぐ。
毛穴汚れが気になる時は入浴時に毛穴ケアを。
冷水または収れん化粧水などで肌を引き締める。
保湿はしっかりと(内側は乾燥している場合がある為)

【乾燥肌】
朝はぬるま湯のみ、夜も洗顔料を良く泡立て優しくすばやく洗顔。
保湿はかなり気をつける。
保湿をしっかりした後、油分を補う。

【混合肌】
朝晩洗顔料を使い、オイリーな部分から洗う。
乾燥が激しい部分は洗顔料を使わなくても良い、使う場合もなじませる程度で。
保湿は全体にしっかり。
クリームなどの油分は乾燥部分へ。

【普通肌】
いつも通りのスキンケアでもOK。
保湿だけは必ずすること。
それでもにきびがある人はストレスなどの他の要因を考える

お勧め商品

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もちろん他にも色々な商品がありますし、お肌それぞれに相性がありますので、まずは参考まで。

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最後に

しっかりとしたスキンケアを行っていると、にきびケアだけでなく、シワやたるみなど他の肌トラブル・老化もさけられます。

にきび、特に大人になってからのにきびはストレスやホルモンバランスなど、スキンケアだけではどうしようもない事も多いですが、間違ったスキンケアをしていると治る物も治りにくくなります。
むしろ悪化させる行為をしていた人もいるのではないでしょうか?

まずは毎日のスキンケアを見直すだけで改善されるものもあるかもしれません。
基本は「汚れを落として保湿をたっぷり」です。
健康な肌は少しくらいの刺激も跳ね返す力があります。

ただ、毛穴の汚れがお悩みで、何度も洗顔を繰り返している方が急に洗顔の回数を減らせと言われても、かなり思い切った決断になるでしょう。
効果もやったその日にすぐに現れるものでもありません。
しかしまずは1週間、ちょっと試しに取り入れてみてくださいね。
きっと効果は現れますよ。



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